自動車の塗装代金の相場はどれくらいか

クルマのボディをひっかけて傷ができたり、ぶつけてヘコミを作ってしまった場合の修理では、必ず塗装をすることになります。カー用品店に行けば、そのためのカラースプレーやパテ、マスキングテープなどが何十種類も並んでいます。DIYで簡単にできそうに宣伝していますが、しかし実際にやってみるとこれは素人の手に負える作業ではないことにすぐ気が付かされることでしょう。多くの場合、色合いの違いが出てしまい、かえって汚くなってしまうことも少なくありません。やはり、綺麗に修復したい場合はディーラーや修理工場に持ち込んで、修理してもらうのが良いでしょう。そこで問題になるのは費用です。費用に関しては傷の状態はもちろん、修理してもらう場所によっても変わってくるので最初に見積もりをとる必要があります。

再塗装は難しいプロの技を必要とする

自動車の塗装は基本的に下地になるベース塗料、その上にクルマのボディカラーとなる塗料、さらにボディーカラーの塗料を守り、美しい輝きを与えるクリアー塗料の3層構造になっています。そのため修理の際にも、同様に3層の塗料を塗り分けていくことになります。また、カラーを塗った部分と他の箇所との色合いがどうしても違ってしまうために、ぼかしを入れて色の境目がわかりにくくなるようにします。ただ、この一連の作業が単純ではないのは、元の色合いを出すことが非常に難しく、純正の塗料を使っても色合いが大きく異なってしまうことがあることです。そこで色の調合が必要になってきます。これはプロでも難しく、職人技が求められ、仕上がりにも違いがはっきりと現れることがあるので、腕が確かな評判の良いところで修理することが大切です。

相場は自動車修理工場によってかなり幅がある

修理代の相場は、5cm程度の小さなものであれば、10,000円~20,000円程度で綺麗にすることができます。しかし、大きなヘコミがあったり、パーツを全塗装することになると、バンパーで 25,000円~35,000円程度、ドア一枚だと100,000円~200,000円とかなり高額になります。板金修理が難しくなる場合はパーツごと取り換えてしまうこともあります。パーツごと取り換えるほうが安上がりなことも少なくありません。特に、中古のパーツを見つけることができた場合は、新品に比べて3分の1~4分の1程度の費用で収まります。修理代はディーラーが最も高く、民間の自動車修理工場はディーラーの7~8割程度、個人で営業しているような小さな工場の場合はディーラーの半額で行っているところもありますが、仕上がりには要注意です。